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意識を変えられるか [家庭教師]

今担当している中二の生徒。

理解力はあるけれど、これまで、「できるようにする」という勉強の基本をおさえてきていない。
覚えるべきことを覚えてもこない。

結局、この夏休み、九月に学校で確認テストのある英作文や、国語の類義語、対義語を三週連続で覚えてこなかったため、毎日、ラインでの写メによる自己テスト報告を義務付けてみました。

無料ならではの使い方(笑)こんなこと、一昔前は想像もできませんでしたが。

ただ、本当に覚えて、自己テストができているのか、少々疑問…。
授業日に明らかになることではありますが。

自分の勉強を自分で管理できないのなら、御両親に管理して貰うよ、と言ったものの。
誰かにがっちり管理して貰ったり、私が叱って一時的にやらせたところで、根本的に、意識が変わらなければ、継続はしないし、高校に行ってから悲惨なことになるのは目に見えているわけで。

なんとか意識をかえるきっかけを作って上げたいと思うのですが。
点数が上がる、という成功体験を経ても、変えられない子にどのようにアプローチするのか。
家庭教師を始めてから、十年を越えるのに、ずっと目の前にある課題です。

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久しぶりの更新です [家庭教師]

子どもが二人になり、下の娘が夜、まとめて寝てくれないため、中々パソコンをあけることができずに、約7ヶ月ぶりに、パソコンを開きました。

今、受験生を担当しています。
しかし、やる気がゼロ。というよりは、受験生としての自覚が芽生えません。

色々な話をしました。今やっている勉強の必要性、取り組み方はもちろんのこと
高校受験について私が思う意義も、様々なことを。

それでも、心に響いていく感じがしません。
お母様が厳しく言って、そして、「やらされ感たっぷり」で課題をこなしてきます。

例年にはなかったことです。
どんなに成績の低い生徒であっても、中3ともなるとある程度は
自分で自分の進路を決めなければならない現実に直面し、ある程度は雰囲気が変わるものです。

しかし、彼女は変わらない。
そもそも、夏休みの授業休憩中に、毎年出る、高校についての話題が全く出ない。

なぜだろう…。

考えていると、思い当たる節があります。
コミュニケーション能力が劣ることから現状が把握できていないのではないか、ということ。

彼女はコミュニケーション能力が、通常の中3に比べて劣るように感じます。

それは通知表にも書かれており、小学校時代には、それ故、からかいやいじめの対象にもなっていたようです。
お母様は、天然なところがある、というとらえ方ですが、私自身は、もしかしたら言語分野に多少の凹凸があるのではないかと考えています。

話をしていても、ポイントがずれてしまったり、伝わらなかったりするのです。

彼女はおしゃべりなのですが、実は、何について話していて何の話をしているのかわからないことがほとんどで、想像しながら相槌をうったり、返答をしたりしています。
下手すると、三歳の娘とあまり変わらないような気がすることがあります。

上手く言えないのですが、例えば通常の中3が、テレビの話をするとします。
「毎週月曜日に夜九時からやってる○○って番組知ってますか?怖い話を紹介する番組なんですけど、昨日は神社での怪談の話で…」と説明から入ります。
彼女は
「神社って、ヤバいんですよ~だからホントに気をつけなくちゃいけなくて、うちのお父さんは~」と話が始まり、話が飛躍したり展開してしまいます。

また、オチのある冗談を授業中にふっても、冗談の部分が通じません。

また、叱られた際の返答も、まるで小学校低学年。
宿題がこなせていないこと、問題集をうめるために答をうつしたり、調べながら書いても何の意義も得られないことを再三伝え、一緒に聞いているお母さんもあきれ果てて、「一体何度同じことを言われたら通じるの…あなたは馬鹿なのか?」等と、問うのですが
彼女はキレます。「ゲーム捨てればいいんでしょ」「この家出てくわ!」

そうしたコミュニケーション能力の低さが、受験生としても未熟に感じる面とつながっている気がしています。

一学期の終わりの三者面談の日、ちょうど授業があったので、彼女に尋ねました。
「担任の先生、受験や進路についてなんて言ってた?」

うまく答えられない様子だったので、何か具体的な高校名を言われた?とか、色々確認したものの

あまりに的を射てない回答で、結局言われたのは。

「あ~…なんか言ってた気がします。でもよくわからないんで、お母さんに聞いてください」

この時点で少々驚きましたが、授業後にお母様に確認をしました。
「担任の先生のお話は、わかりづらかったですか?」と。
もちろんそんなことはなかったようで。


深く追求していくと、どうやら、受験や進路についても本人は何も把握していないのです。
もちろん、学校でも、そして私も再三話した内容ですら、お母さんが聞いているから良い、と思っているようで、公立高校の受け方らすら知らず、高校入試の日程はもちろんのこと、月末の模試の日程も知らない。

そして確認すると、高校について調べるのも、模試の申し込みをするのも、高校見学に主導して率先して行くのもすべて御両親でした。どうやら前回は模試の申込票や志望校もお父さんが記入したのだそうで。

そりゃ、受験生としての自覚もないわ…(泣)
おとうさんおかあさんがやってくれる、考えてくれるから、言うとおりにしていればいい、という感覚なのでしょう。


「本人にやらせてください」と授業後にお母様に話したのですが、お母様は納得されるとともに
「この子は一人では何もしないし、自分で考えることができない子で、親がついつい先回りしていました」と。


高校入試は、子どもが初めて、自分で自分の将来を考える機会だと私は思います。
今までは同じ小学校中学校、と来て、場合によっては、「○○ちゃんと同じでいい」という選択をしてきた子も、ここで初めて自分と向き合うのだと思います。

通常、親は、「経済邸に私立は無理」というようなNGポイントや「普通科高校に行って欲しい」というような親としての願いを伝えるとは思いますが、そうしたことを踏まえたうえで最終的に決断するのは子ども本人です。親自身も「最後に決めるのはあなたよ。あなたが通う学校なのだから」というスタンスです。

だから、数年前のHちゃんのように、進路に悩み、それでも、必死で答を出そうとしてもがくのだと思います。

あの時、Hちゃんのお母様は言っていました。
「娘がもがいているのを見ていると苦しいけれど、手は出せない。見守るしかできない。私は、Hが寝る前に、マッサージをすることしかできなくて…親にとっても忍耐です」と。

それは、彼女達が大人に向けて成長するための、通過儀礼のようなものでもあるのかなと感じます。
自分で自分の進路について悩み、迷い、そして自分で答を出す。

これまで、私は、それが当然だと思っていたのですが、今回初めて、そうではないケースに直面し、そして新たな課題と向き合っています。

こうした色々なケースと向き合うことで経験値アップにつながると思いつつ…。
少しでも夏の勉強の成果が出るといいのですが。

書きたいことが有り過ぎて、なんだかまとまりのない記事になってしまいました。




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引き継ぎ [家庭教師]

久しぶりの更新となりました。

妊娠後期に入り、夜になると体力が持たず、娘と寝てしまう日々。
中々更新ができずにいました。

家庭教師は、御家庭のサポートもあり、中間テストは、全教科ほぼ平均点~平均点越えで
あとは、これをキープして貰うことが当面の目標です。

さて、家庭教師は11月いっぱいで一度休止に入ります。
休止するにあたって、交代の先生をお願いしなければならなかったのですが、
家庭教師選びって中々難しいものですね。

私は、こちらの御家庭には、個人契約サイトを通して、選択していただいたのですが。
このサイトも、今回は中々上手く講師が見つからなかった模様。

結局、いくつかの、家庭教師派遣会社をお伝えして、その中から二社
説明に来ていただいたとのこと。

一社は、大手です。(最大手ではない)
ここは、営業の人が体験授業を行う形式で、なんと三時間居座ったそうです…。
この会社からの派遣でお仕事をしたことがありますが、最大手に比べるととても雰囲気はよかったのですが
営業となると、そうはいかないのでしょうかね。
実際の講師が体験授業に来るわけではないのが悩ましい点だと思います。そして、価格も、高いですね。


もう一社は、良心的な姿勢を前面に打ち出している会社。
ここは、体験授業に実際の講師が来てくれる、というのが魅力だと思いました。
最終的にここで、塾講師、家庭教師歴の長い50代の女性の先生が体験にいらして、決めることにした、とご連絡を頂きました。

ただ、生徒本人にはやはり戸惑いがあるようで…。
お母様の感触はよかったようなのですが
「先生(私)の方がずっとましだったー。なんか、錯角とか、教科書の語句のところ、説明されて読まされたー。読むより、問題解いた方がわかるのに。」

先生によって、色々なやり方が有り、それに慣れればそれはそれで良さが有るのだと思います。
ただ、今のやり方で慣れて、点数も平均点以上をキープできている今、ここでやり方が変わってしまうこと、非常に申し訳ないし、心苦しく思います。

こんな時。思い出します。
あれはもう10年前になるのでしょうか。
同じ季節、同じ時に放り出してきてしまった塾の生徒達のことを。
それでも今回は、引き継ぎができますし、来年の夏には復帰予定です。
あの時は引き継ぎすらできず、受験生だった生徒達は、どう思ったことか…。

話題がずれますが。
先日、家庭教師初年度に担当したAちゃんが、出産しました。
家庭教師をはじめた頃、無気力で、定期テスト中の、鉛筆の走る音が怖い、と、授業中もテレビを消すことのできなかったAちゃん。
彼女がママになるという感慨。そして、まさかの同級生ママになる予定です(笑)
12月にはお祝いを持って遊びに行く予定です。楽しみ!!
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幼さ [家庭教師]

家庭教師先の生徒。
内申は、英数含め、6つ上がりました。限りだ、各評定を見ると、かなりサービスしてくれたなという印象です。

私としては、まずは、親や私が完全にサポートして内申をどかんと上げ、上がる実感や自信をつけてもらったところで、この夏休みは徐々に手を離して、自分一人で勉強できるように、サポートしていくつもりでいました。

しかし。
彼女は、勉強=やっつけ仕事状態で、そこから脱却できずにいます。

たとえば、私は、英文の主語と述語動詞を見分けやすくするために、それぞれに、下線、波線を引かせて、更に、be動詞と一般動詞の見分けかたを伝授します。

テキストには、試験前まで書き込まず、やり直しの時は、こうやって、間違えた問題にはチェックを入れて…こうして、と、間違えた問題をできるようにするための方法も目の前でやってみて、更にやらせて、伝えています。

つまり、目の前にある問題の解き方だけではなく

こうすると、やりやすくなるよ
こうすると、理解しやすくなるよ
こうすると、覚えやすいよ
こうすると、もっと評定を上げられるよ


というものを伝えて実践させていくわけですが、彼女は親がついて、強制されない限り、それらを一切やりません。

どうやら、彼女には、来年が高校受験であり、自らの進路を選択するのだという意識が希薄。
高校の話や受験システムの具体的な話をしても、真剣なのはお母様で、本人が理解しているのかどうかも怪しい…。
精神的にも幼い面を感じ、中2の女子として、成熟していない印象があります。

話をしていても、話の内容の幼さに加え、うまく会話のキャッチボールができない面があるのですが、これは小学生を教えている時に感じる感覚なのです。小学生を教えているならば、普通に感じる感覚。

こうした精神的な幼さというのは、とりあえず、成長を待つしかないのでしょうか?
今まで、男子にはこうした幼さを感じることがありましたが…。

精神的な成長が見られれば、変わってくる面が大きいように感じるので、目下の課題です。







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期末テスト結果 [家庭教師]

期末テスト結果は、英語69点、数学62点。

どちらも平均点は上回りました。
英語の平均点が54点と低かったのが意外でした。数学の平均点も56点。
問題は簡単だったと思いますが…。
英語も、ひねった問題はなく、数学にいたっては、単元からしても、計算メインだったのに。
しかし、数学の教科書の語句を、やらせるのを忘れていて、語句を書く問題で全滅しました…。

英語と数学は、通知表も3になるでしょうが、問題は、理科社会国語。
中間テストではそれなりの点数を取ったのですが、期末はぼろぼろでした。
これでは、内申はあまり上がらないかな…。

私はと言えば、まだ、つわり真っ最中です。
相変わらずのにおいづわりなのですが、冬にかかって、家の窓をあけられなかった前回と違い
今回は、24時間窓を開け放って生活できるので少しはマシなようです。
とはいえ、この季節、雨の日でも開けているのでなんだか家にかびが生えそうなくらいジメジメしています。

八月にはつわりが終わるといいのですが~。


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中間テストの話と期末テスト対策 [家庭教師]

かなり古いネタになってしまいますが…。
この春、以前に家庭教師をしていたS君宅へ、塾用教材を届けました。
その時、お母様から、もし本人にその気が出たら、単発でいいので、教えてもらえないか、という話を頂きました。了承して帰宅し、約二ヶ月後。

期末テストで20点上げれば、2をつけてくれる、と数学の先生が言った、と。
本人もやる気になっているので、教えて頂けませんか、と連絡を頂きました。

単発でもあり、それならば、と了承したのですが、詳細を詰めていくうちに、私個人としては
違和感を覚える場面が出てきました。
それは、お母様の次のようなメールの一文でした。
「前のようにではなく、ゆるい感じでやって頂きたい」と。

私としては。
ゆる~い感じでやって、点数アップできるのならば、最初からそうしていると思います。
厳しくしたいからしているわけではなく、必要だからそうしている、私の力では、そうしないと点数を上げられないからそうしている、というつもりだったのですが、お母様からしたら
前のようにきっちりやって、本人が嫌になってしまったら、という思いがあったのでしょう。

そしてもうひとつ。
「忘れ物も減りました」という一文があったのですが、これも良く良く聞くと。
中3の担任は、毎日学級通信を発行してくれるそうです。そして、その中に、各教科の明日の持ち物と宿題を全て記載してくれるのだそうです。

お母様いわく、「やっぱり、まだまだ子どもなので、このくらいしてくれるといいなと。熱心な先生でありがたいです」

小学校一年生ならばわかるんだけどなあ…。というのが私の感覚。

久々にSくんと会話できたのも、お母様とおしゃべりできたのも楽しかったですし、
懐かしく、気楽に授業もできました。
ただ、「子ども」に対する感覚については
多分、御家庭の感覚と、私の感覚に隔たりがあるのだと思います。
それを思うと、悩みはしましたが、家庭教師件数を多くは持てない今、
当時、辞めたのは正解だったのかなと感じています。


さて。もうひとつのネタは。
二月から指導開始した、中2の女の子。アルファベットが重なるので、今までに使っていないアルファベットでCちゃんとしておきます。

指導当初英語は、thisも読めない、というレベルでした。
数学は、基本の計算は、間違いが多くはありましたが一応できていました。

もちろん、宿題をやらせると、適当だったり、やってこなかったり。

よくあるパターンでもはや慣れっこです(笑)

Cちゃんのご家庭は、御両親が大変協力的で熱心にかかわってくださる方でした。

そのため、宿題の実施の確認や、英単語テストの実施等、御両親に全面的にサポートしていただきました。

その結果、中間テストでは、数学は約40点アップの78点、英語は約20点アップの57点と健闘しました。
英語に至っては、英作文問題で解答用紙にもともとつけられていたピリオドに気付かず、重ねてピリオドをつけてしまったために、15点近く落としたのですが、これがなければ、もっと上がっていたはずです。

そして、期末テスト。
ちょっと目を離すと、さぼるのですが(笑)
再度、御両親に協力を願ってのテスト期間となりました。
結果はどうなるか。

実際、これで、点数を取れたとしても、まだまだ、本人の力とはいえません。
自らの力で、自律して点数を取れるようにすることが、まずは一番の目的。

がんばりどころです。
教えがいは抜群にあり、楽しく授業をさせてもらっています。
出産のために一度辞めなければいけないのが非常に残念!
彼女が中3の夏くらいには復帰させてもらえたらなあと願いつつ。
とりあえずは、秋までしっかりと指導したいと思います。

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新しい家庭教師先と元生徒の話 [家庭教師]

新しく担当した中二の女の子の、家庭教師先での授業を始めて数回。

一年生の時の通知表を見せて貰った際、担任の先生のコメント?の書かれている欄が気になりました。
学習についてよりも、友人トラブルについて書かれていたからです。

余計なひと言がトラブルを招いた、というような内容だったでしょうか。

この欄、どちらかというと、良いことを書く欄なのだと思っていたため驚いたのですが
本人の話を聞いていても、友人トラブルを起こしやすい様子。

生徒達を見ていると、この子は友達が多いだろうな、とか、この子は誤解を招きやすいだろうな、など
客観的に見られるためか、感じることがあります。

新たな家庭教師先の生徒は、おしゃべりは好きで、色々と話してくれるのですが
確かに、言葉の使い方がうまくないのですよね…。

こうしたコミュニケーション能力はどのようにして育つのでしょうね。


さて。話が飛びますが。
先日、家庭教師をしている頃から、自宅学習用に利用して貰っていた塾用教材を持参して、以前家庭教師をしていたFくん&S君宅を訪れる機会がありました。

Fくんは、知的障碍のボーダーライン上にいて、中学時代は、いじめにもあい、苦しいことも多かったのではないかと思います。

そんな彼は、いわゆる普通の高校ではなく、無試験で進学できる、高卒資格も取れ、専門職を目指す専門学校へ進学しました。

その学校の校風がぴたりとはまったのでしょう。
成績も上位、更に、現在は別れてしまったようですが、彼女がいたこともあった様子、今も、資格取得に、スポーツにボランティアにと精力的に活動している様子がうかがえました。
今年度の卒業式では在校生代表の一人として送辞も読んだようです。

そうして、現在学んでいる分野の専門資格を取るため、上位の成績を活かして指定校推薦で短大への進学も考えているようです。


「ただ単に高校へいくことではなく、社会に出て自立できることを目的として進学を」と悩み、決断した結果は、間違いではなかった、良かった、と心から思いました。

お母様から言われました。
「先生は神様だと私は思っています。Sとは、売り言葉に買い言葉みたいな感じで終わっちゃって…なんかすごく心残りで。私は、今でも先生にお世話になりたいけれど、でも、今のSではまだ先生に教わる段階ではないんですけど、それでも、もし本人がその気になったら単発でお願いしたり、ということは可能ですか?」

とてもうれしい言葉でした。F君の弟であるSくんの指導は、途中で辞めてしまいました。
彼の指導に反省点がなかったと言ったら嘘になります。
ただ、限界を感じていたのも事実ですし、あの時辞めたのはそれはそれで間違いではなかったのだと思います。それでも、こんな中途半端な私に、こんなに言って頂けて、本当に有り難い限りです。

子育てをしていると、なんだかとても小さな世界で生きているようで、社会の中での存在価値を感じるのは難しい面もあるのですが、自分が社会の中で誰かの役に立てるのかもしれない、と思えるのは非常に嬉しいことです。





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年度末 [家庭教師]

三月も半ば。
私の住む地域では今週が公立入試でした。
ここ二年、公立入試にはノータッチなのですが、出かけた際にすれ違う受験帰りであろう見知らぬ中学生を見るとエールを送りたくなる数日でした。

さて、現在担当しているSちゃんの授業も残り4回となりました。

be動詞と一般動詞の使い分けもできなかったところから、それなりに形になってきました。
一年くらいあったら絶対に内申点を上げてあげられたのに、と思う生徒でした。
何かほかにやることがあると宿題をやらない癖は今もあり、それが高校入学後の心配点です。

そして月曜日からは、数ヶ月待って下さった御家庭での新規指導も始まります。
新中2。昔飽きるほど毎日やった学年。懐かしい。

一つの終わりは一つの始まり。
また新たな気持ちで頑張りたいと思います。






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合格 [家庭教師]

私立推薦入試合格発表。
無事、ミッション系のS高校に、合格を頂けました。

今回は、私自身がトラブル続きで大変でした。
一月半ば。元生徒達に会うのを楽しみにしていたら、運悪く、娘が気管支炎になり。
更に、実家の母も年末から体調を崩し続けていて、入試前にもかかわらず、夫が在宅する土日へと授業日変更を繰り返しました。
御家庭には本当に迷惑をかけてしまったと思います。

冬休み、一通りやり、繰り返させた総復習教材。
一月後半には、それなりに知識が入ってきたのを感じました。

不定詞が何かも分からなかった子が、基本問題は解けるようになり
ルート計算が一切出来なかった子が、まだまだ間違えるけれども、それでも、ある程度できるようになって。

しかし。
学年末試験後にはお母様から、あんなにやって頂いたのに点数が上がらなかった、とメールを頂きました。

学年末試験は、どの学校も、公立入試を意識して、それなりのレベルの問題が出題されます。
彼女の学校の試験問題も、見てみると、公立入試そっくりの出題方法、そして、数字や細部は変えてあるのでしょうが、過去問で見たような問題の羅列。
この問題で彼女に点数アップを期待するのは酷です。
しかし、じっくり見てみると、冬休み前には知らなかったcan=be able toへの書き換えが出来ていたり、式の展開も怪しく、ルート計算一切出来なかった子が、正しく式を展開して、有理化をして、正しい方法で計算を進めている。ただし、なぜか最後で整数の12を2ルート3と直して計算してしまい、×。

点数にはならなくとも、進歩している様子が見られ、テスト問題を見せながらお母様にお話をしました。
「Sちゃん、頑張ったと思いますよ。冬休みの成果は、出てます。ただ、テストの方が高度だったので、公立入試を視野に入れた勉強まではできていなかったので、点数としては出ませんでしたが」
おとなしい、あまり表情を変えない生徒が、微笑んでいたのが印象的でした。

お母様にそこを把握して頂くのは難しいことです。
それを把握して、しっかりと評価してあげることも、私の仕事の一つだと思っています。


そして、推薦入試を控えた前回授業で、お母様から、このまま週2で三月まで継続して欲しいとのお申し出を頂きました。高校入学後が不安なので、と。有り難いお申し出でした。

その反面、以前に面談をして、待ってくださっている御家庭から、ご連絡を頂き、まだ無理だと連絡をしなければいけないのは心苦しかったのですが…。

明日は、延期になっていた元生徒Aちゃんとランチです。
楽しみです!22歳。綺麗になっていることでしょう


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また [家庭教師]

宿題をやってこない生徒だった、というオチ。。。
最近、このパターンついている気がします(笑)

とにかく言い訳をしてやってこない、ということが続いています。
どちらにせよ、私立推薦入試まで二ヶ月弱。
割り切って指導していくしかないのかなとは思っていますが、残念ですね。

家庭教師で「わかった」ことを定着させるためのやり直しの宿題。
それをしてこなければ、絶対に効果は上がらない。当たり前の話。

再三、宿題の必要性を説いても、なんのための宿題かを説いても
伝わらない子には伝わらない、そんなものなのでしょうね。

そんな中、新規家庭教師の問い合わせ案件がありました。
今すぐには受けられないことをお伝えしたのですが、とりあえず会うだけでも、とのこと
明日、面接に行ってきます。

正直な気持ちとしては、そちらの方が私が役にたてそうな案件であれば
「宿題をきちんとやってくる」という生徒規約のもとに、推薦入試までで契約を打ち切って
乗り換えることも考えています。
明日の面接次第ですね。件数を多く持てない今、「やりがいのある案件」
すなわち、「私が役に立てる案件」を重視したいので…。


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