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忘れていた六周年 [B塾を辞めて…]

12月2日。
朝からもやもやしていました。

なんだっけ、今日…。

誰かの誕生日?記念日?

わからないまま一日が過ぎ。

今朝気付きました。


六周年だった!!!

B塾を辞めてから六年が過ぎたのでした。

忘れることのなかった日を忘れられたことに、時の流れと、そして、時が解決してくれるものの大きさを知りました。

あれから六年。
つまり、あの時担当していた最下級生でさえも、高校生になっています。
あの時の中3は、21歳。もう成人しているのですね。

どんな大人になっているのでしょうか。

あの頃、密かな夢がありました。
いつか彼らが成人したら一緒に飲みに行きたい、と。
それは叶うことのない夢。

あれから、六年が過ぎて、周りの環境も自分も大きく変化しました。

20代だった私は30代となり、生徒とよりも保護者との年齢の方が近くなりました。

あの頃は、生徒の気持ちに近かったのですが、保護者の気持ちに近くなりました。


あの時のあの距離感や躍動感は、あの年齢だったからこそ味わえたものなのだと
今、つくづく思います。

だから、この先二度と味わうことはできないのだ、と今、改めて思っています。

B塾を辞めてから、もう一度あの感覚を味わいたい、ただそれだけを思っていました。
けれど、それはもう叶わぬこと。

諸事情により、私は三月で一旦、仕事を辞める予定です。
詳しくは近いうちに、この場に書くつもりでいますが、私の中で今年度は、大きな区切りの年になります。
勿論、この仕事も世界も大好きです。
この世界以外に、私が生きる道は見いだせないと思いますし、生き甲斐でもあります。
再び状況が整い次第、必ず、戻ってくるつもりです。
そして今度は新たな立場で、新たな形で、再びあの時と同じくらいの感覚を生み出したいと思います。
あの時と同じ状況にはなれなくても、同じ内容ではなくとも、形は違うとしても、
あの時と同じあの熱い感覚だけは、もう一度味わいたい。
それが、六年たった今も変わらぬ願いです。

まずは、この区切りの年に、悔いなく最後の生徒たちを送り出せるよう全力を尽くしたいと思います。

あれから六年。

どうか、あの時の私の大切な生徒達が、みな、元気で、幸せでありますように…。







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tyuuri

 こんばんは。おめでたなんでしょうか。ならば、嬉しいことですが。
 10月に昔の教え子と初めて飲みましたよ。25年前の最初の卒業生ですね。「実はクラスの中から少しいじめられていた」とか、色んな話が聞けました。
by tyuuri (2012-12-05 18:38) 

エイミー

>tyuuriさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
メールもさせて頂きました。

25年前の卒業生!いいですね。今だから話せること、もあるのでしょうね。羨ましいです。
by エイミー (2012-12-07 19:32) 

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