最終家庭教師 [家庭教師]
昼間の仕事と、全ての家庭教師が終了し、ほぼ専業主婦生活に入りました。
来週、塾が終われば完全な専業主婦です。
かつて。
多分、大学時代くらいまで。
私は、「良妻賢母」に憧れていました。
いわゆる地元の「お嬢さん学校」で育った私は、適当に腰掛け就職して、
「いい人」と結婚したいと思っていました。
そんな私の考えを変えてくれたのが、塾講師のアルバイトでした。
こんなに魅力的で、刺激的な世界があるのか、と。
だから。
このまま、専業主婦生活に入るつもりはありません。
勿論、生まれてくる子どもの状況等によっては、専業主婦にならざるを得ないことが出てくるかも
しれませんが、そうではない限り、必ずこの世界に戻ります。
FくんとSくんの授業最終日、私からは、少し高めの大人っぽいボールペンとシャープの三色ペンをプレゼント。
お母様からは「また戻ってきて頂きたいので、最後ではありませんが、お礼の気持ちです」と
封筒を頂いたのですが、普段は出ていらっしゃらないお父様も、
そして、お母様、Fくん、Sくんと、四人で外まで出て来て下さり、見送ってくださいました。
なんだか胸がキュンとしました。
お礼の封筒よりも何よりも、そうしたお気持ちが嬉しかったのです。
このご家庭は会社を通しているのですが、
お母様は会社に「えいみー先生が復帰できる時になったら再交代して欲しい」と依頼してくださっており
可能な時期が来たら、弟のSくんの指導を再開する予定でいます。
その翌日が、Eちゃんの指導最終日。
今年は、ブランド物の華やかなポーチを、記念に渡しました。
お母様から、商品券を頂いたのですが、それよりもやはり、
最後に頂いた「Eは、本当に先生を信頼していました。先生に指導して頂けてよかったです」
とのお言葉がプライスレスでした。
私は講師として、何か特別なことができるわけでありません。
色々な先生方と比べてみれば
特別なノウハウも、高い学力もありません。飛びぬけて分かりやすい教え方ができるわけでもありません。
ただ、愚直に生徒と向き合い続けることしかできません。
そして、いつも思っているのは、
「生徒を高校に入れる」ことを目標とするのではなく、
「高校を卒業すること」そして
「どんな人生を歩みたいか」「どんな職業に就きたいか」までを見据えて、高校選びを一緒に考えたい、ということ。
そして、「自転車の補助輪外し」のように
少しずつ手を放して、最後は一人で走り出し、どこまでも進めるように…自分自身で勉強できるように導く存在でありたいということ。
最後の家庭教師を終えたという実感はまだありません。
これから少しずつ湧いてくるのかな。
何はともあれ、最後まで生徒を指導させて頂けたことに、今年も感謝して、春を迎えました。
来週、塾が終われば完全な専業主婦です。
かつて。
多分、大学時代くらいまで。
私は、「良妻賢母」に憧れていました。
いわゆる地元の「お嬢さん学校」で育った私は、適当に腰掛け就職して、
「いい人」と結婚したいと思っていました。
そんな私の考えを変えてくれたのが、塾講師のアルバイトでした。
こんなに魅力的で、刺激的な世界があるのか、と。
だから。
このまま、専業主婦生活に入るつもりはありません。
勿論、生まれてくる子どもの状況等によっては、専業主婦にならざるを得ないことが出てくるかも
しれませんが、そうではない限り、必ずこの世界に戻ります。
FくんとSくんの授業最終日、私からは、少し高めの大人っぽいボールペンとシャープの三色ペンをプレゼント。
お母様からは「また戻ってきて頂きたいので、最後ではありませんが、お礼の気持ちです」と
封筒を頂いたのですが、普段は出ていらっしゃらないお父様も、
そして、お母様、Fくん、Sくんと、四人で外まで出て来て下さり、見送ってくださいました。
なんだか胸がキュンとしました。
お礼の封筒よりも何よりも、そうしたお気持ちが嬉しかったのです。
このご家庭は会社を通しているのですが、
お母様は会社に「えいみー先生が復帰できる時になったら再交代して欲しい」と依頼してくださっており
可能な時期が来たら、弟のSくんの指導を再開する予定でいます。
その翌日が、Eちゃんの指導最終日。
今年は、ブランド物の華やかなポーチを、記念に渡しました。
お母様から、商品券を頂いたのですが、それよりもやはり、
最後に頂いた「Eは、本当に先生を信頼していました。先生に指導して頂けてよかったです」
とのお言葉がプライスレスでした。
私は講師として、何か特別なことができるわけでありません。
色々な先生方と比べてみれば
特別なノウハウも、高い学力もありません。飛びぬけて分かりやすい教え方ができるわけでもありません。
ただ、愚直に生徒と向き合い続けることしかできません。
そして、いつも思っているのは、
「生徒を高校に入れる」ことを目標とするのではなく、
「高校を卒業すること」そして
「どんな人生を歩みたいか」「どんな職業に就きたいか」までを見据えて、高校選びを一緒に考えたい、ということ。
そして、「自転車の補助輪外し」のように
少しずつ手を放して、最後は一人で走り出し、どこまでも進めるように…自分自身で勉強できるように導く存在でありたいということ。
最後の家庭教師を終えたという実感はまだありません。
これから少しずつ湧いてくるのかな。
何はともあれ、最後まで生徒を指導させて頂けたことに、今年も感謝して、春を迎えました。
色んな形で、仕事が区切られ次の機会を待つというのは美しいですね。
わたしは、予期せぬ入院で出来るだけのことはしていきましたが、結局は終わりを見ることが無く、次年度のことも何も連絡がありません。「心配しなくていい」と言う気配りなのでしょうが、少し寂しい。もう少し自力で食事がとれるようになれば、退院ですが。
by tyuuri (2013-03-20 05:59)
>tyuuriさん
tyuuriさんは、私よりはるかに多くの生徒さんを受け持たれているのですし、旅立ちの時を見られないのは寂しいですよね…。
早く良くなられますよう、お祈りしております。
そちらはまだ寒いのでしょうか。お身体、本当にお大事になさってください。
by エイミー (2013-03-20 23:37)
お疲れ様でした。
一つの区切りですね。
ところで、ブログを読んでいて聞きたい事があるのですが
今回、塾のご家庭から初めて商品券をもらってしまいました・・
旅行のお土産にこっそり入っていて
気が付かず受け取ってしまったのですが
正直、どうしようか悩んでいます・・
受け取るべきか、かえすべきか・・
受け取るなら、かえすなら
どのようにしたらよいか・・
エイミーさんは、謝礼については
どのように考えていますか?
教えてください<(_ _)>
by ∠(=゚ω゚)/ (2013-03-24 01:23)
>Σd(゚ω゚o)さん
ご訪問頂きありがとうございます。
お尋ねの、ご家庭からの商品券ですが、塾の生徒様のご家庭からという解釈でよろしいでしょうか?
塾であれば私でしたら、まずは、塾長に、どのように対応すべきか尋ね、判断を仰ぎます。
私自身は基本的に個人契約ですので、合格後に謝礼を下さる場合は、感謝しつつ有り難く頂いております。
また、こちらからは最終授業時、または合格発表後に、生徒の雰囲気に合わせて、男子生徒には高めのボールペンや、女子の場合、女子中高生が好むブランドのポーチ、インテリア雑貨ブランドの写真立てなどを合格祝い兼記念としてプレゼントしています。
ご質問の主旨とずれておりましたり、他に何かありましたら、またどうぞ気軽にコメントください。
by エイミー (2013-03-24 21:55)