残念なこと [その他]
投票率が低い、といわれていますが、その実感がありませんでした。
実家の父が某議員の後援をしていることもあり、政治は比較的身近でしたし、
両親は、選挙が近くなるとテレビや新聞、選挙公報を見ながら、語り合っていました。
そんな家庭で育ち、二十歳になると自然に選挙に行きました。
当時は家にいることの方が珍しいくらい遊び歩いていましたが、不思議と、
選挙日前日に選挙公報に目を通して、両親ほどの熱心さはなくても、それなりに
意見をまとめて、思いを投票に託していました。
私にとって選挙は、ごく自然に行くものであり、それが「普通」でした。
ほぼ毎週会っている一番親しい友人も選挙には行っており、当然、夫も行きます。
投票所に行けば、多くの人で混雑しており、しかし、投票所に張られた
「○時現在の投票率××%」などという掲示を見て、なぜそんなに低い!?とすら思っていたわけです。
投票日の夜、テレビの選挙速報を見ながら、高校時代からの友人にメールを返していました。
なんとなく「自民党、圧勝だねー。ところで…」と話を続けたところ。
「へえ、そうなんだ、選挙行ってないし選挙のテレビも見てないから知らない」と。
その後のやり取りを集約すると…。
彼女いわく、期日前投票という制度は知っているけれど、政治には興味がないから行かない、と。
行く時も、名前とか候補者の見た目で適当に票を入れている、と。幼馴染も同じだよ、と。
そういう人達がいるのであろう、とは思っていました。
けれど、身近にいるとは思いませんでした。
大切な友人ですが。
正直、このメールには返信ができませんでした。
ショックでした。
20代の若者ならばまだしも、もはや30代。
ましてや、原発、消費税、憲法改正、と重要事案が問われていた今回の選挙。
私たちの生活にかかわってくることばかりです。
一人の大人として、なぜ選挙に行かない?
もしも。この先、自分の意に沿わない社会になったとしても、投票にさえ行かなかったのならば
文句を言う権利もないでしょう。
興味がない?
「洋楽は興味ないから聴かないんだ~」というレベルの話ではないでしょう。
けれど、投票率の低さを思えば、こうした感覚の人が世の中の半数を占める、ということなのですよね。
美味しいものを食べたり、ブランド物を買ったり、旅行したり…そういう興味のある、目先の生活だけ出来ればいいの?
むしろ、そういう生活を守るためにも、選挙で自らの思いを発信しなくていいの?
上手く言葉になりませんが…非常にもやもやした感覚が残りました。
もうひとつ、ショックだったのは、この地域では、伝統のある学校でそれなりの
学力を必要としたはずの学校で、それも中学受験までして、中学から学んだ友人がそのような意識を持っていた、ということです。
私は、学校は、方程式を解くためでも、英作文出来るようにするために存在するわけでもないと思っています。
中学の公民で暗記した内容は、決して試験のためではなく、こうして実社会に出た時のためだったのではないのでしょうか。
そして、教科書は綺麗ごとだったな、なんて思うわけですが(笑)
学校は、結局のところ、様々な知識を得て、それらを判断したり思考したりする能力を培うべき場所であり、
大学教育まで受けた私たちは、それなりの判断力も思考力も持っている、そう思っていました。
多分、彼女だけでなく、彼女の御主人も選挙には行っていないのでしょう。
となると、もし、彼女たちに子どもが出来ても、やはり、選挙に行く習慣はないでしょう。
せっかく、平等な選挙権のある国に住んでいるのです。(一票の格差はありますが)
子どもたちにも、そうした権利を行使することをきちんと伝えていくべきであり、そうしていきたいと思います。
実家の父が某議員の後援をしていることもあり、政治は比較的身近でしたし、
両親は、選挙が近くなるとテレビや新聞、選挙公報を見ながら、語り合っていました。
そんな家庭で育ち、二十歳になると自然に選挙に行きました。
当時は家にいることの方が珍しいくらい遊び歩いていましたが、不思議と、
選挙日前日に選挙公報に目を通して、両親ほどの熱心さはなくても、それなりに
意見をまとめて、思いを投票に託していました。
私にとって選挙は、ごく自然に行くものであり、それが「普通」でした。
ほぼ毎週会っている一番親しい友人も選挙には行っており、当然、夫も行きます。
投票所に行けば、多くの人で混雑しており、しかし、投票所に張られた
「○時現在の投票率××%」などという掲示を見て、なぜそんなに低い!?とすら思っていたわけです。
投票日の夜、テレビの選挙速報を見ながら、高校時代からの友人にメールを返していました。
なんとなく「自民党、圧勝だねー。ところで…」と話を続けたところ。
「へえ、そうなんだ、選挙行ってないし選挙のテレビも見てないから知らない」と。
その後のやり取りを集約すると…。
彼女いわく、期日前投票という制度は知っているけれど、政治には興味がないから行かない、と。
行く時も、名前とか候補者の見た目で適当に票を入れている、と。幼馴染も同じだよ、と。
そういう人達がいるのであろう、とは思っていました。
けれど、身近にいるとは思いませんでした。
大切な友人ですが。
正直、このメールには返信ができませんでした。
ショックでした。
20代の若者ならばまだしも、もはや30代。
ましてや、原発、消費税、憲法改正、と重要事案が問われていた今回の選挙。
私たちの生活にかかわってくることばかりです。
一人の大人として、なぜ選挙に行かない?
もしも。この先、自分の意に沿わない社会になったとしても、投票にさえ行かなかったのならば
文句を言う権利もないでしょう。
興味がない?
「洋楽は興味ないから聴かないんだ~」というレベルの話ではないでしょう。
けれど、投票率の低さを思えば、こうした感覚の人が世の中の半数を占める、ということなのですよね。
美味しいものを食べたり、ブランド物を買ったり、旅行したり…そういう興味のある、目先の生活だけ出来ればいいの?
むしろ、そういう生活を守るためにも、選挙で自らの思いを発信しなくていいの?
上手く言葉になりませんが…非常にもやもやした感覚が残りました。
もうひとつ、ショックだったのは、この地域では、伝統のある学校でそれなりの
学力を必要としたはずの学校で、それも中学受験までして、中学から学んだ友人がそのような意識を持っていた、ということです。
私は、学校は、方程式を解くためでも、英作文出来るようにするために存在するわけでもないと思っています。
中学の公民で暗記した内容は、決して試験のためではなく、こうして実社会に出た時のためだったのではないのでしょうか。
そして、教科書は綺麗ごとだったな、なんて思うわけですが(笑)
学校は、結局のところ、様々な知識を得て、それらを判断したり思考したりする能力を培うべき場所であり、
大学教育まで受けた私たちは、それなりの判断力も思考力も持っている、そう思っていました。
多分、彼女だけでなく、彼女の御主人も選挙には行っていないのでしょう。
となると、もし、彼女たちに子どもが出来ても、やはり、選挙に行く習慣はないでしょう。
せっかく、平等な選挙権のある国に住んでいるのです。(一票の格差はありますが)
子どもたちにも、そうした権利を行使することをきちんと伝えていくべきであり、そうしていきたいと思います。
>tyuuriさん
こんばんは。niceありがとうございます。
by エイミー (2012-12-20 23:44)